心からやすらぐ理想の住まいを。
トップページ工法と技術力
世界でひとつ、あなただけの家をつくるをモットーとしております。
デザイン性はもちろん、
「提案力」「設計力」「施工力」をコア技術として
日々精進してまいりました。
そして、コア技術を保管する技術要素として
「納得」「安全」「安心」にも注力しております。
弊社の提供するTECHNOLOGYを
是非ご堪能下さい。
安藤 雅一
Masakazu Ando飯塚 悠
Yu Iiduka岩崎 公平
Kouhei Iwasaki大久保 洋平
Youhei Ookubo大角 淳
Jun Oosumi小泉 健一
Kenichi Koizumi山田 勉
Tsutomu Yamada※写真をクリックするとプロフィールがご覧頂けます。
※一部の大工さんを紹介しております。
※あいうえお順
認定低炭素住宅の認定を得るには、戸別に外皮計算・一次エネルギー消費量算定が必要となります。
認定低炭素住宅相当の住宅は、住まいのエネルギー消費の抑制が図れるほか、下記のようなメリットがあります。
■快適性
しっかりと断熱・気密化された住宅なので、部屋による室温の差がなくなり、
床と天井付近の温度差も小さくなる為、温度差から感じられる不快感が無くなります。
また、計画換気により室内の空気を常に清浄に保つことができる為、
健康的な住まいとなります。
■省エネルギー性
世界水準の省エネルギー率が実現できますので、
今までの暖房費とほぼ同じくらいの負担で全室の冷暖房を行うことも可能です。
■耐久性
基準に従い施工することで壁内結露や構造部材の腐食などを防ぎ、完成後も適度にメンテナンスを行う事で住宅を資産として長持ちさせます。
これらの3つの機能がそれぞれを補完しあって快適性と省エネが実現されます。
このように、厳しい基準を満たした住まいは優れた快適性を備え、冷暖房費のコスト減を実現します。また、人や地球環境にやさしいだけではなく、次のようなメリットもございます。
住宅金融支援機構のフラット35S金利優遇
( 1 )ベタ基礎
立上り及び底板が一体となっている形状の基礎です。
( 2 )布基礎
Tの字を逆にした断面形状の鉄筋コンクリートが、連続して設けられた基礎です。
弊社では、家を支える大切な基礎においては、より安定性の高いベタ基礎を標準採用しております。
また、基礎の立ち上がり部分の幅は、全仕様共通で150mmとし、皆様の安心な暮らしを支えます。
構造材として用いられる木材は、( 1 )無垢材と( 2 )集成材の、大きく2つに分類されます。
( 1 )無垢材【正物(しょうもの)】
一本の原木から、直接必要な寸法に材料切り出した自然材のことです。
( 2 )集成材【EW(エンジニアリング ウッド)】
厚み2cm前後の板状の木材を、接着剤で接合し構成したものです。
弊社では、集成材を標準採用しております。安定した品質で、注文住宅ならではの自由な空間構成を実現します。懸念される接着剤については、F☆☆☆☆の材料を使用しております。
( 1 )標準仕様の樹種
●土台・・・米ヒバ
特徴:シロアリ・カビを寄せ付けず、防腐効果が非常に高い
●大引き/母屋/棟木・・・米松
特徴:重量があり、強度に優れる
●梁/桁/管柱・・・欧州赤松【別名 レッドウッド、レッドパイン】
特徴:収縮、ねじれなどの狂いが少ない
●通し柱/隅柱・・・米松
特徴:堅く、強度に優れる
( 2 )その他の樹種
●米ツガ
特徴:重量があり、強度に優れる
主な使用部位:柱/土台 等
●ヒノキ
特徴:耐久性が高く、湿気や虫に強い
主な使用部位:柱/土台 等
●スギ
特徴:軽くて柔らかい、調湿性がある
主な使用部位:柱/梁/母屋/桁 等
( 1 )根太レス工法【床パネル工法】
根太を設けず、床下地合板の厚みを厚くして、直接梁材に留め付ける床組みのことで、剛床と呼ばれる24mm以上の構造用合板(弊社では28mm)を床に敷き詰め、床全体を一体的な構造にするものです。
( 2 )根太工法
床下地合板(厚み12mm)を受けるために、幅45mm高さ60mmの根太を303mm毎に設ける床組みのことです。
弊社では、根太レス工法を標準採用しております。地震の力によるねじれやゆがみを防ぐ、耐震性の高い床組みにより、安定した住まいを築きます。
( 1 )内断熱工法
天井から壁の中、床下、柱と柱の間など、躯体内の隙間に断熱材を充填する断熱する方法のことです。
( 2 )外断熱工法
柱の外側に板状の断熱材を途切れることなく張りつめる方法のことです。
弊社では、歴史が長く安心の内断熱工法を標準採用しております。
近年では外断熱工法も普及してきましたが、まだまだ改良が求められる分野となっているのが現状です。
下記に示す断熱材は、全て次世代省エネルギー基準対応の商品となっております。
( 1 )旭化成建材株式会社 ネオマフォーム≪全仕様共通 床≫
ネオマフォームの素材は、「フェノール樹脂」。「フェノール樹脂」とは、熱硬化性樹脂の一つで、世界で始めて人工的に合成されたプラスティック。多くのプラスティックが、熱を受けると溶けるのに対して、フェノール樹脂は熱に強く、熱で硬化する特徴があります。
( 2 )株式会社日本アクア アクアフォーム《ルミエール・ヴァンテ 天井/在来工法 壁》
現場発泡ウレタンフォームの断熱材です。現場吹付により形成された断熱材は、ほとんどが空気(99%)で、環境負荷が小さいのが特徴です。また、断熱性の劣化がない、接着性がある為脱落や垂れ下がりの心配がない、断熱材に伸縮性がある為躯体の変化に追随し、気密性が保持される。といった多くのメリットを持つ商品です。
これまでの施工実績の中で計算したUA値・ηA値と実際に測定したC値のデータをご紹介します。
UA値とは
外皮平均熱貫流率のことで、建物内外の温度差が1℃の場合の屋根(天井)・外壁・床・開口部・基礎立ち上がりそれぞれにおける熱損失量の合計を外皮等面積(熱的境界となる屋根又は天井・外壁・床・開口などの外皮、及び土に接する土間床の水平部を合わせた面積)の合計で除した値を指し、UA値が小さいほど熱が逃げにくく断熱性能が高くなります。
弊社の主な施工エリアに該当する地域区分4~6地域では0.75若しくは0.87以下であれば基準を満たしていると言えます。
ηA値とは
冷房期の平均日射熱取得率のことで、冷房期に屋根(天井)・外壁・開口部ごとの日射熱取得率に面積、方位係数を乗じた数値を合計し、外皮等面積で除した値を指し、ηA値が小さいほど日射が入りづらく冷房効率が高くなります。
弊社の主な施工エリアに該当する4~6地域では3.0若しくは2.8以下であれば基準を満たしていると言えます。
C値とは
隙間相当面積のことで、家の気密性(隙間がどのくらいあるか)を示す指標のことです。家全体にある隙間面積(c㎡)を延床面積(㎡)で割ったもので、単位はc㎡/㎡となります。この数字が小さいほど気密性が高いと言えます。住宅の気密性は、間取り、仕様などの条件がそれぞれ異なるため、1棟ごとに実測し、算出しなければなりません。壁面のつなぎ目や配管まわりなど、隙間が生じやすい部分の気密性をどのように高めるかで、差が出てきます。次世代省エネルギー基準の目安としては、寒冷地2.0以下、その他の地域5.0以下となっているため、弊社の施工エリアでは5.0以下であれば基準を満たしていると言えます。
C値測定(気密測定)の様子
↑この機械により室内の空気を外部に送り出し、漏気量を測定します。空気の圧力差と漏気量を測量する事で、気密性能が判定されます。
↑サッシ開口部分に測定器を設置し、測定します。
( 1 )日高市 M様邸 (木造2階建て、BL-Structure box / 延床面積:160.55㎡)
◎断熱材仕様《全て標準品》
床:スタイロフォーム 65mm 壁:ミラフォームラムダ 50mm 天井:マグオランジュ 90mm
◎サッシ《標準品》リクシル デュオPG
●C値=1.5(c㎡/㎡)
( 2 )川越市 T様邸 (木造3階建て、在来工法 / 延床面積:120.06㎡)
◎断熱材仕様《壁及び屋根はオプション品》
床:スタイロフォーム 65mm 壁:フォームライトSL 75mm 屋根(屋根断熱仕様のため):フォームライトSL 100mm
◎サッシ《標準品》リクシル デュオPG
●C値=2.1(c㎡/㎡)
( 3 )行田市 T様邸 (木造2階建て、BL-Structure box / 延床面積:127.72㎡)
◎断熱材仕様《全てオプション品》
基礎(基礎断熱仕様のため):スタイロフォームAT 50mm 壁:フォームライトSL 75mm
屋根(屋根断熱仕様のため):フォームライトSL 100mm
◎サッシ《オプション品》リクシル シンフォニー
●C値=1.0(c㎡/㎡)
( 4 )川越市 M様邸 (木造2階建て、BL-Structure box / 延床面積:113.43㎡)
◎断熱材仕様《全て標準品》
床:ネオマジュピー 45mm 壁:ネオマフォーム 45mm 天井:マグオランジュ 90mm
◎サッシ《標準品》 リクシル サーモスL
●UA値=0.78[W/(㎡・K)]
●ηA値=2.4
( 5 )さいたま市岩槻区 Y様邸(木造2階建て、BL-Structure box / 延床面積:102.67㎡)
◎断熱材仕様《全て標準品》
床:ネオマジュピー 45mm 壁:ネオマフォーム 45mm 天井:マグオランジュ 90mm
◎サッシ《標準品》 リクシル FG-S
●UA値=0.73[W/(㎡・K)]
●ηA値=2.8
( 6 )東松山市 I様邸(木造2階建て、BL-Structure box / 延床面積:150.29㎡)
◎断熱材仕様《全て標準品》
床:ネオマジュピー45mm 壁:ネオマフォーム45mm 天井:マグオランジュ90mm
◎サッシ《標準品》YKK AP エピソードNEO
●UA値=0.83[W/(㎡・K)]
●ηA値=2.6
オプション品の活用次第では、より良い性能を発揮することが出来ますが、標準品、標準施工での仕様でも、優れた断熱性・気密性を確保することが出来ます。また、断熱材やサッシの仕様だけでなく、外壁の表面積やサッシの表面積によっても数値が左右されますので、プランにより差が出ると考えられます。
透湿防水シートとは、その名の通り、水は通さず、湿気(水蒸気)のみを通す性質をもつシートで、外壁や屋根などの外周部に施工されます。壁内の湿気を積極的に屋外に排出し、壁内の結露を防ぐ役目を果たす、大変重要な部材の一つです。
通常、透湿性と防水性が重視される部材ですが、弊社では更に遮熱性能を付加した商品を採用しております。夏季における室内への熱の侵入を減らし、快適で省エネルギー性を高めます。
( 1 )在来工法【在来軸組工法】
柱と梁の組み合わせによって構造体を構成してゆく工法です。地震などの水平力に対しては、柱と柱の間に筋交い(すじかい)や構造用面材を入れた耐力壁を設けて対応します。
( 2 )2×4工法(ツーバイフォー工法)【枠組壁工法】
2インチ×4インチ(38mm×89mm)の材を用いた、木枠パネルによって、壁・構造体を構成してゆく工法です。この壁自体が地震などの水平力に対しても働きます。在来工法が柱や梁といった線材によって構成されるものだとすると、2×4は面によって構成する構造体といったニュアンスとなります。
弊社では、在来工法を標準採用しております。より自由度の高い空間設計や、将来を見越したプランニングが可能な工法により、永く住み続けられる住まいをご提供致します。
また、在来工法に外壁耐力下地材「ダイライトMS」をご提案しております。詳細は事項をご参照ください。
ダイライトMSは、地震や災害に強い壁倍率2.5倍を実現。壁は力を全体で受け止め、分散させるため万が一の災害にも優れた強度を発揮します。また、無機質素材を原料としている為、準不燃材料としての認定や、防蟻性にも優れている耐力面材です。他にも、構造用合板の約8倍の透湿性を発揮。壁の内部の湿気を放出し。壁内の結露を防ぎます。
※3階建てを除く。
防腐とは木材に腐朽菌や虫が付着するのを防ぐことで、防蟻とはシロアリを防ぐことです。
木部の防腐・防蟻措置には、耐腐朽・耐蟻性のある木材の使用や薬剤処理などがありますが、弊社では後者の薬剤処理を施しております。薬剤塗布範囲の基準としては、土台及び地面からの高さ1m以内の外壁軸組や、浴室・台所などの水がかりの恐れのある軸組・床組などとされております。その基準を踏まえた上で、弊社では外周部に限らず、地盤面から1m以内の部分全てに薬剤を現場塗布し、より安心出来る措置を施しております。
着工~完成の間に行われる、第三者機関による検査をご紹介致します。
住宅瑕疵担保責任保険の保険証券を取得するためには、以下の2つの検査に合格しなければなりません。
( 1 )基礎配筋検査(全棟対象)
検査項目
①基礎の鉄筋径及び配筋間隔
②出隅・入隅、T字型、十字型、直線の各部分の配筋状況
③ベース配筋下端のかぶり厚さ(60mm以上)
( 2 )躯体検査
検査項目
①基礎・床下(コンクリート打設面の状況・床下防水措置 等)
②土台(土台の基礎への緊結状況・柱下への土台の設置 等)
③柱(柱の小径・位置・欠き込み 等)
④耐力壁(端部金物の取り付け状況・筋かいへの欠き込み 等)
⑤横架材(横架材同士の金物の取り付け状況・欠き込み 等)
⑥床組(面材床施工状況 等)
⑦小屋組(垂木の接合方法・火打ち梁の施工状況・振れ止め等の設置状況 等)
⑧勾配屋根(屋根の防水施工状況・屋根の下ぶき材の壁面取り合い部の立ち上げ 等)
⑨防水屋根(防水屋根の防水措置 等)
( 1 )中間検査(木造住宅の場合、3階建てのみ)
特定工程(木造の場合、屋根工事完了時)において、建築基準関係規定に適合しているかどうかの検査を行います。完成後には見えなくなってしまう部分を、工事の施工中において検査をすることにより、改めて工事監理者及び工事施工者の方が自分の責任で適切なる工事監理及び適切なる工事施工がなされることを期待し建築物の安全性を一層確実にするために導入されました。この検査の合格後でなければ、その後の工事を進めることは出来ません。
( 2 )完了検査(全棟対象)
建物完成時に、その建物が建築基準法と関連規定に適合しているかどうかを調べる検査のことです。建築確認申請時に提出した設計図書と照合しながら、安全で合法な建物であることのお墨付きを頂きます。
( 1 )中間現場検査(フラット35を取得する物件のみ)
工事途中の段階で、住宅金融支援機構の定める技術基準に適合していることを、現地において目視できる範囲で確認します。
( 2 )竣工現場検査(フラット35を取得する物件のみ)
工事が完了した段階で、住宅金融支援機構の定める技術基準に適合していることを、現地において目視できる範囲で確認します。
また、建築基準法に基づく検査済証が交付されていることを確認します。
◎着工前の設計図書による設計検査と併せて、上記の2回の現場検査に合格すると、融資のご契約に必要となる適合証明書が交付されます。
ご紹介した第三者機関による検査だけでなく、幾度の社内検査及び、工事の進捗状況に合わせたお施主様お立会いの現場検査も行っております。何重ものチェックにより、見落としの無い安心な住まいを築きます。
換気の種類換気の方法には幾つかの形態があり、第一種換気、第二種換気、第三種換気設備の3種類に分類されます。
( 1 )第1種換気設備(ルミエール・ヴァンテ・グラース仕様標準)
交換型換気システムや給気と排気のための換気機械を組み合わせ、同時給排を行う換気設備を第1種換気設備と言います。 両者とも送風機と排風機を併用する方法で、吸気量と排気量の調整により室内の気圧を外気圧に対して正圧に、あるいは負圧に保つことが出来るなどの利点があります。弊社で採用している換気設備については次項をご参照下さい。
( 2 )第2種換気設備
送風機で室内に外気を供給し、排気は排気口から自然排気で押し出して行う換気設備を第2種換気設備と言います。この方法では室内がプラス圧となり、出入口のドアを開けても他の部屋から汚染した空気が入ってこないという利点があります。しかし、給気側ダクトに微生物などが繁殖するなどの問題もあり、シックハウスシンドロームの原因の一つになるため、その維持管理が問題となって来ています。また、イニシャルコストが高いという欠点もあります。もともとは無菌室や手術室などクリーンルームに採用されてきた特殊な換気方法で、気密性能が高くない住宅では隙間から室内の水蒸気を含んだ空気が外部側に流れるために、冬季間に壁体内結露を起こす可能性が高く危険です。
( 3 )第3種換気設備(クレール仕様標準)
居室に設けた給気口から自然に空気を導入し、ダーティゾーン(トイレ、浴室、洗面所、台所等、臭気を発生する所)から排気ファンで排気する換気システムを第3種換気設備と言います。室内の空気は外気に対して負圧になり、出入り口のドアを開けた時も室内空気が流出しない特長があります。従来は、トイレや厨房等、大量の水蒸気や湿気、臭いが発生するところの汚れた空気が外に流れないようにするように排気ファンが局所で設置されてきました。
まず、全熱交換型とは、熱交換の際に、熱だけではなく湿気も交換・中和させる換気装置のことです。ただし湿気は臭いのもとになりやすい為、臭気が発生するトイレなどは、全熱交換型の換気計画エリアに取り込んでおりません。(別途局所換気用の換気設備を設置しております)標準仕様のシステムは、全熱交換型換気ユニットを各階の廊下等に設け、そちらから汚れた空気を吸収します。そして、各居室に給気口を設け、新鮮な空気を室温に近い状態で常時供給し、住まい全体に健康的な空気が循環する環境をつくります。
スーパーストロング構造体バリューとは、「LIXIL(株) 21世紀住宅研究所」が販売する、耐震補償付き住宅構造体です。耐震性能の最高等級である、耐震等級3相当の耐震設計が実現出来ます。建築基準法上では、極めてまれに(数百年に一度程度)発生する地震でも倒壊しない程度の耐震性 =耐震等級1 以上であれば、建築可能とされています。しかし弊社では、より安心・安全な住まいを築くという、何物にも代え難い付加価値をプラスすることが出来るシステムを導入し、住まいづくりにおける選択肢の幅を広げております。
※耐震等級3相当とは、LIXIL(株)が建物の構造の安全性に項目を絞りその項目を評価しているため、住宅性能表示とは別物です。
耐震等級3相当を取得するには、壁・床・基礎の、3つの項目のスペックを高めなければなりません。
壁:建物の形や大きさに応じて必要な壁の量(耐力壁)を算出し、バランス良く配置します。
床:建物の形状や大きさに応じて必要な床の量を算出し、吹抜等により不足している場合は梁・火打ち梁等を設け、補強します。
基礎:建物の形状や大きさに応じて基礎を配置し、強度不足の場合は配筋を補強し、より安定した基礎を築きます。
( 1 )ラフプランアドバイス【ご契約前でも実施可能です】
ある程度プランが固まった時点で、LIXILへ無料のラフプランアドバイスを依頼します。この時点で、耐震等級3相当を取得できるプランかどうか、大まかな判定が出来ます。結果次第では、プランの変更を検討します。
( 2 )設計検査【プラン決定、ご契約後に限ります】
弊社の設計士が必要な詳細図面や資料を作成し、LIXILに送ります。ここで細かく構造の検討を行い、耐震等級3相当の建物を目指します。
( 3 )耐震等級判定書及び基礎伏図の承認・プレカット打ち合わせ
設計検査により作成された耐震等級判定書と基礎伏図を弊社がチェックし、承認します。また、プレカット図(梁など、建物の骨組みとなる部分の詳細図)のチェックも行い、耐震性だけでなく、意匠性に支障が出ないかどうかも併せて確認します。大きな梁を用いる場合、意図した位置に窓が設けられなかったり、不自然に天井が下がってしまたりと、大事なデザインを壊しかねません。もし支障が出そうな場合には、梁の組み方を変え、耐震性と意匠性を両立させたプレカットを再検討します。プレカット図が確定すれば、いよいよ着工となります。
( 4 )登録証発行
建物のお引渡し前に、スーパーストロング構造体バリューの登録、補償限度額の査定、登録証の発行を行います。登録証は、最後にお施主様にお渡しし、保管頂きます。
耐震等級3相当を確保するためには、構造体のスペックを高くする必要がありますが、だからと言って設計の自由度が大きく下がることはございません。耐震性を優先しつつも、極力ご要望通りのプランニングが実現出来る様努めております。これまでの施工実績の中でも、見た目では耐震等級3相当を取得しているか否か、分からない程の大空間が実現した例も数多くございます。施工例等、詳しくは担当スタッフにお尋ねください。
( 1 )長期優良住宅とは
「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」(2009年(平成21年)6月4日施行)において、住宅を長期にわたり使用することにより、住宅の解体や除却に伴う廃棄物の排出を抑制し、環境への負荷を低減するとともに、建替えに係る費用の削減によって国民の住宅に対する負担を軽減し、より豊かで、より優しい暮らしへの転換を図ることを目的としてつくられた住宅の基準です。
( 2 )長期優良住宅に必要な条件
●耐震性・・・地震に強く、倒壊しにくい安心の家
極めて稀に発生する地震に対し、継続利用のための改修の容易化を図るため、損傷のレベルを低減させます。
→耐震等級2以上の取得(これに代わる措置も、他2つございます)
●耐久性能(劣化対策)・・・構造や骨組みのしっかりした長く住める家
数世代に渡り住宅の構造躯体が使用出来る様にします。
→劣化対策等級3相当の取得 + 床下・小屋裏点検口の設置 + 床下空間に330mm以上の有効高さを確保
●維持管理・更新の容易性・・・メンテナンスの容易な家
構造躯体に比べて耐用年数が短い内装・設備について、維持管理(清掃・点検・補修・更新)を容易に行うために必要な措置を講じます。
→維持管理対策等級3相当の取得
●住戸面積・・・必要な広さが確保された、暮らしやすい家
良好な居住水準を確保する為に必要な規模とします。
→延床面積75㎡以上(少なくとも1の階の床面積が40㎡以上)
●省エネルギー性・・・地球にやさしく、家計にもやさしい家
必要な断熱性能等の省エネルギー性能を確保します。
→断熱等性能等級4相当の取得
●居住環境・・・地域のまちなみと調和した家
良好な景観の形成、その他の地域における居住環境の維持及び向上に配慮します。
→各行政により基準が異なるため、都度要確認
●維持保全(維持保全管理、住宅履歴情報の整備)・・・「住まいの履歴書」付きの、長く快適に住み続けられる家
建築時から将来を見据えて、定期的な点検・補修等に関する計画を策定します。
→構造耐力上主要な部分・水の浸入を防止する部分・給排水の設備について、点検の時期・内容を定め、10年ごとに点検を実施
建築及び維持保全の状況に関する記録を作成し、保存します。
→住宅履歴情報の適切な整備及び蓄積
弊社では、長期優良住宅の申請に際して、LIXIL㈱による「申請サポート」を採用しております。
上記の条件を全て網羅した設計を行い、審査機関による技術的審査・行政への認定申請を経て、長期優良住宅の認定通知書が発行されます。